サッカー東京五輪のコロナが生んだ光と影
皆さまこんにちは!
コロナが世界的に猛威を奮い東京五輪も
1年の延期となりました。
この延期の1年。この1年という時間が生んだ
光と影について今回は考えてみようと思います。
まずは先日に発表された東京五輪を戦うメンバーがこちら。
GK
1 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
12 谷晃生(湘南ベルマーレ)
DF
5 吉田麻也(サンプドリア/イタリア)※オーバーエイジ
2 酒井宏樹(浦和レッズ)※オーバーエイジ
4 板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
3 中山雄太(ズヴォレ/オランダ)
13 旗手怜央(川崎フロンターレ)
14 冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
15 橋岡大樹(シント=トロイデンVV/ベルギー)
MF
6 遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)※オーバーエイジ
16 相馬勇紀(名古屋グランパス)
8 三好康児(アントワープ/ベルギー)
11 三笘薫(川崎フロンターレ)
10 堂安律(PSV/オランダ)
17 田中碧(川崎フロンターレ)
7 久保建英(レアル・マドリー/スペイン)
FW
9 前田大然(横浜F・マリノス)
18 上田綺世(鹿島アントラーズ)
選考前に代表メンバーの予想をしていたのですが↓
見事に的中することができました!!これは嬉しいです。
ここから本題に入っていきます。
現監督の森保監督がA代表と五輪代表を兼任で指揮すると発表し
様々の選手が招集されてきました。
また東京五輪が1年の延期となりコロナ前とコロナ後のメンバーは大きく変化をしています
コロナが世界的に蔓延する前の試合が2020年の1/15 vsカタール戦を最後に
2021年3/26のアルゼンチン戦までの間は試合がありませんでした。
これがこの空白の1年の直前(AFC U23選手権タイ)に招集されていたメンバーです。
GK
1 小島亨介
12 大迫敬介
23 谷晃生
DF
3 渡辺剛
17 町田浩樹
2 立田悠悟
15 岡崎慎
20 古賀太陽
22 橋岡大樹
MF
16 相馬勇紀
14 森島司
7 田中駿汰
19 旗手怜央
11 遠藤渓太
10 飯野亮太郎
21 松本泰志
5 杉岡大暉
8 田中碧
4 菅大輝
6 齋藤未月
18 田川亨介
FW
9 小川航基
13 上田綺世
とのメンバーでした。
どうでしょうか?かなりメンバーの変動があった印象ですよね!
この一年で何があったのか?
それは1年の延期の中で他の選手が結果を残したことで光を集め
それは1年の延期の中でいつも招集されてた選手が影に潜んだ所にあるのではないでしょうか?
三苫選手にスポットを当ててみましょう。
20〜21シーズンの三苫選手のブレイクは皆の印象にも残っているでしょう。
このシーズン三苫選手は公式戦5試合連続ゴールを記録し
新人史上5人目のシーズン二桁得点を記録しました。
またベストイレブンも受賞し一気にスターへ駆け上ったシーズンになりました。
そしてOA枠の遠藤選手も忘れてはならない
19〜20シーズンにシント=トロイデン(ベルギー)から期限付き移籍でVfBシュトゥットガルト(ドイツ)へ加入し
20年4月に完全移籍は果たすと
20〜21シーズンは世界的なクラブが蠢き、強靭な選手たちが
鎬をけずるブンデスリーガデュエル勝利数ナンバーワンを記録し
体格の優る相手にも身体をぶつけられても動じないボディーバランスと、鋭い寄せで
ボールを奪取する能力に特化した。
クラブでもA代表日本代表でも替えの効かない選手へとチームで君臨している。
他にもバックアップメンバーで招集された
林大地(鳥栖)も"ビースト“とネットでは彼を表すように
力強いポストプレー、優れた得点感覚を武器に今シーズンにブレイク。
このように延期された1年でブレイクを果たした選手が五輪代表に割り込んだ感じもありますね。
ここで惜しくもメンバーに落選してしまった選手を数名見てみましょう。
DF
菅原由勢(AZ/オランダ)
2018年、当時名古屋グランパス在籍時J1開幕戦でスタメンフル出場を果たし
その翌年の2019年にオランダ1部AZへ期限付き移籍
コンスタントに結果を残し2020年に買取オプションを行使し完全移籍を果たす。
また2020年にはA代表にも招集され10月9日のカメルーン戦で途中出場をし
A代表デビューを果たしました。
海外での経験が長い分、実力は確かなのでしょうが五輪世代にも招集はされては
来ていましたが出場は少なかった印象でした。
MF
食野亮太郎(リオ・アヴェ/ポルトガル)
実力者揃いのMFの中で漏れてしまった食野選手。
菅原選手と同様で若くしてJ1リーグで活躍し海外へ渡った選手です。
経験、実力は十分に兼ね備えてた選手であったのですが
最近は五輪メンバーへの招集はあったものの少ない出場でアピールが
存分にできなかったもの原因にはあったのでしょうか。
今回はOA枠の遠藤選手、ブレイクした三苫選手
それに加えて久保選手、堂安選手。
この枠にわって入るのは並大抵のことではないですよね。
今回の東京五輪のメンバーは実力者揃いでかなりメダルにも期待できるメンバーとなりました。
その分、選考にもかなり森保監督も苦渋の選択を強いられたかと思います。
森保体制が発足し約3年半88選手のうち73選手が選外になった。
森保監督はこんなコメントを残りしています。
「東京五輪を目指した五輪世代の多くの選手たちが最大限努力を重ねてきてくれた。五輪を目指してくれたすべての選手に感謝したい。できることであれば、すべての選手をメンバーに選び、五輪に参加させたかったが、18人という限られたメンバーでチーム編成しなければならない。選ばれてもおかしくない選手をメンバー外にして戦わなければならず、メンバー選考は難しい作業だった。金メダルを獲得するために、現時点でのベストのメンバーを選び、東京五輪に臨みたい。五輪に選ばれたメンバーは、仲間の思いを胸に刻み、全力で戦ってほしいと思う」
と語っていました。
選手たちへの感謝とこれから戦っていくに向け
強い意志を感じるコメントでした。
本気で金メダルを目指しているのだという意志が伝わりますね。
今回はコロナの影響によって変わってしまった選手選考。
コロナが蔓延してなかったら
入れたかも知れない選手
コロナで大会が延期されたことによって
メンバーに入ることが選手
コロナが生んだ光と影があったのかも知れません。
漏れてしまった選手もこれからの活躍に期待し
選ばれた選手にはぜひとも金メダルを獲得してもらいたいですね。